シリアラインに乗船するとき、おもむろに写真を撮られて
それを張り出されて販売するっていう情報をすでに知っている私。
あんまりマヌケな顔をしないように、心構えをして乗船。
案の定パシャリと撮られました。
でかいムーミンのぬいぐるみもあるし、みんなの言ってた通りだ〜。
とにかくデカイこのシリアライン。
12階建てで客室、レストラン、カジノ、プール、免税店と何から何まで
揃ってる。私も部屋に荷物を置いて、船内を散策。
お部屋は4人部屋だけど、私ひとりだけでした。
旅行代理店を通してチケットを買った時、相部屋って聞いてたけど
自分で調べた値段より高かったので、「やっぱりな」という感じでした。
シェアすればもっと安いはず。
とりあえず、出航までデッキに出て「さよならスウェーデン!」という
感じでたそがれたり、かもめの多さに驚いたり、美しすぎる夕日を見て
感動したりしていると、ブオ〜と出航。
さよならスウェーデン〜!
船旅は楽しいね。ここにいる皆が旅行者で、なんとなく浮き足立ってて
みんな楽しそうだし、ウキウキ感が伝わってきます。
セレブな人たちは、レストランで夕食をとったりしています。
シリアラインのチケットを買う時に、夕食と朝食のチケットも
買えますが、夕食は5000円くらいします。高すぎる。
しかもすごい混んでるって聞いたし、夕食は部屋でパン。
すぐ食べ終わっちゃうので、また船内をうろつく。
船内では両替もできるし、お店ではスウェーデンクローネも使えるし
ユーロも使えます。残ったクローナでおみやげやアイスを買う。
ひとしきりウロウロして部屋に戻ると、疲れてたのかいつの間にか
寝てしまった。
起きたら23時頃。ヒマなのでまたウロウロしてみる。
さすがにもうお店も閉まってる。カジノに行ってもお金がないし
遊び方もわからないので、ディスコに行ってみる。
バンドの生演奏で、ちびっこからお年寄りまで楽しそうに
踊ってました。写真を1枚撮ってビールも飲まずに退散。
もう遊ぶところもないし、お金もないので就寝。
私の部屋は通路側のお部屋で、船内のメインストリートが見える。
シャワーとトイレも付いてるし、なかなかに快適。
いちばん安い部屋でも、夜遊びできる人なら全然問題ないと思います。
朝は朝食のチケット買ってたので、もりもり食べる。
例のごとく、パンとハムとチーズをランチ用に拝借。
部屋に帰ってパッキングして、時間が余ったので
デッキに出て朝日をあびてみる。さわやか〜でも寒い〜
もうフィンランドのヘルシンキ大聖堂がうっすらと
見えてきています。「来たぜフィンランド〜!」
船から降りるとき、みんなすごいビールとか買ってる!
なんかフィンランドはビールとか高いみたいで
ここの免税店で買い込むみたいだね。
船着き場近くのトラム乗り場から、トラムに乗ってヘルシンキ中央駅に。
フィンランドのトラムの色は黄色と緑でかわいい。
まんまと降りる場所を間違えて、停留所1つ分を歩いて戻る。
歩道がガタガタなので、自転車レーンにキャリーをはみ出して歩いてたら
おばあちゃんに注意される。
ヘルシンキ中央駅はエーロ・サーリネンの父エリエル・サーリネン設計。
駅に入る扉もめちゃ重いし、まったく外と分断されてる!
すごい存在感のある駅でした。
ここから、ヨエンスーまで行って乗り換えて
ブオニスラハティという村に行くのです!
電車で6時間の旅!ホームで売ってたぶどうを1ユーロで買って乗車。
ここでも荷物をあげるのに、ひと苦労。近くのおばちゃんたちが
手伝ってくれた。キートス!
ヨエンスーまで5時間。ぶどう食べたり寝たりしてすごす。
遠いな〜、もう腰がいたいよお。
ヨエンスーに着いたら、すっごい人が迎えにきてる!
何事かーと思うくらい。それもそのはず、6/21は夏至祭でみんな田舎に帰って
家族で過ごす大事な日。ヘルシンキ市内のお店もなにもかも、お休みになってしまう。
冬の長いフィンランドでは、夏至祭はとっても大事なんだって。
そんな時期にひとりで田舎に来る東洋人。
ヨエンスーから乗り換えの電車がさっぱりわかりません。
時間も押してて、焦るけどみんな家族との再会で盛り上がって
聞ける雰囲気じゃないよ〜どうしよう!と思っていると
ホームのはじっこで1人電車の写真を撮る青年が。
「おー鉄道マニアなら、私の乗る電車わかるかも!」と思って
助けを求める。そしたら私の荷物を持って、線路に降りて
電車に私と荷物を乗せてくれた。めちゃいい人。泣きそうになって
キートス!!って言ってお別れした。
また、この電車も混んでてみんな大荷物!やっとひと席見つけて
落ち着く。でもまだ不安な私は席の人にも聞いてみるが
たぶん大丈夫とのこと。だって、これ乗れなかったらその日の便終わりなんだもん。
「大丈夫大丈夫」と言い聞かせて、おとなしく待つ。
1時間して「ブオニスラハティ〜」って聞こえたので、ホッとひとあんしん。
お礼を言って、下車。もう7時すぎ。ここで降りる人はそんなに多くなくて
とりあえず、歩いていると前方から女の子が声をかけてくれた。
「荷物大丈夫〜?手伝おうか?」って言ってくれて、宿までの道が一緒だったので
ちょっと話しながら歩く。おばあちゃんちがこの村にあって、夏至で帰ってきたって。
いい人が多いな〜としみじみ。
ここでの宿はヘッランニエミというB&Bです。
フィンランドではどうしてもファームステイしたいなーと
思っていていろいろ探して、車を使わずに自力で行けるところが
ココだったので、決めました。(ファームではなかったけど)
ここで気付いたけど、日本人が周りにまったくいない!っていう環境が
この旅始まってから初めてだわ〜ということ。
ちょっと不安ながらも、荷物を部屋に置いて湖の方へ行ってみた。
薄曇りの白夜の夜の湖は、ほんとにほんとに美しくて
「なんじゃこりゃ」って言っちゃった。
人間こういう時、はこういう言葉しか出てこないもんだな…と。
しばらく眺めて今日もおつかれさま。
◆旅の予算◆
シリアライン150ユーロ,船内でいろいろ100SEK
ヘルシンキーヴオニスラハティ列車10ユーロ(ユーレイルパス割引)
ぶどう1ユーロ
(2008年6月のレート1ユーロ:164円)
◆旅の宿◆HERRANNIEMI
朝7:00に起床。朝ごはんは8:00くらいからって言ってたので
8:00に母屋へ。ここは昔、馬小屋で旅人の立ち寄る宿として経営していたんだって。
いちばん大きい母屋が数年前火事で焼けちゃって、今は新しいのを作ってて
今日も大工さんが働いてる。黄色くてかわいい感じ。
いい天気だったので、庭で食べる事に。それにしても蚊が多い!
水辺が近いからなのか、暑くないのに蚊がいるって不思議。
長袖だから刺されはしないけど…。
なんか不思議なおかゆみたいのがあったので、食べてみる。
ジャムの説明とかしてくれて、乾燥したベリーの粉みたいのを
かけて食べるみたい。ひとくち分だけお皿に盛って、あとパンとか
だまごとかハムとか。今日は自転車に乗って、どっかに行こうかなーと
思ってたので、またもやランチ用にサンドイッチを作ってジップロックへ。
ジップロック、スウェーデンで買ったんだけどホント便利です。
また湖でぼんやりする。水の音しか聞こえない。落ち着く。
このへんで何か観光するところを聞くと、
エヴァ・リュナネンのアトリエがある
(というか、見るトコここしかない)というので
自転車を借りて、サンドイッチを持って出発。
まっすぐ続く1本道と自然しかない道を10キロ走る。
その景色がキレイすぎて、何度も立ち止まっては写真を撮る。
何もないけど、全てがあるような。ゆっくりゆっくり自転車をこいで
2時間くらいかけてアトリエまで。
その間、2人くらいにしか会わなかった…。車は結構通るけど。
アトリエには5人くらいいたかな(笑)
エヴァリュナネンに関しては全く知識なかったけど
教会とかアトリエとか、すっごくかわいくて良かったです。
建物はもちろん、何もかもが木で作られていて、すごく居心地のいい
教会でした。しばらく座って気持ちを充電。
アトリエや倉庫などが、そのまま残ってて、今も住んでるような
感じがします。湖がすぐそばにあって、すごくいい気が流れてるような。
そこで持ってきサンドイッチをパクリ。
ほんとにゆったりした気分になりました。
写真をバシバシ撮ってると、年配のご夫婦のおいちゃんが
写真撮ってあげるって言ってくれて、久々に写真におさまりました。
また10キロこいで戻って、部屋でちょっと休憩して
湖に行くとさすがに人がすごい増えてて、みんなお酒飲んだり
遊んだりしてる。
ちょっと外れて本を読んでると、耳まで真っ赤に酔っぱらった
おいちゃんがオールフィンランド語で話しかけてきて、
ひとつもわかんないので、笑って聞いたり。
ヘヴィメタル好きそうなロングヘアのお兄ちゃんも
フィンランド語なまりで話しかけてくれて、面白かったな。
もっと英語勉強しないとなってこういう時思います。
北欧の人はみんな英語が上手。
サウナに入る予約をして、夜ごはんを母屋で食べて
今日は夏至の前夜祭なので、近くで夏至祭のかがり火があるらしいので
いそいでサウナへ。
サウナに入って、湖に飛び込むのを1度でいいからやってみたい!と
思っていたのだけど、大人は誰もやってない(笑)
それもそのはず、湖の水温めちゃ低い。冷たい!!
でも、やると決めたからにはやらなくちゃ!水着でサウナに入って
(ほんとは裸で入る)暖まってから湖へ。
さすがに飛び込んだら死ぬと思ったので、階段でおそるおそる。
ひいい!冷たい!!
これを2回くらい繰り返してたら、湖につかってるメンズ発見。
寒そうにしてたら笑われました。(笑)
フィンランドの人はみんなサウナ大好き。
私がサウナ付近でウロウロしてたら、「サウナあっちだよ〜」って
外で涼んでたおいちゃんに声かけられたり。しかもすごい嬉しそうな顔で!
サウナから出たらもう22時まわってる!!
かがり火は10時からって言ってたから、いそいで向かったけど
もう帰ってきてる人がいる!そんなに短いの?と思って着いたら
ほんとにもう終わりそうだった(笑)
たぶん22:15くらいだったと思うんだけど。
そうかぁ〜こんなに短いものなんだって知りました。
そんな遅れて来た東洋人、なんだか皆に見られてる?そりゃそうよね。
ひとりだし。何しに来たんだろうって感じかなぁ?
消えそうなかがり火を写真におさめ、帰宅。
宿に帰ると、みんな湖畔の小屋でわいわい飲んでたので
わたしも一杯のんで寝ようと、湖畔へ。
そしたら日本人のおいちゃんに話しかけられてびっくり!
さっきサウナで説明してくれた女の子が日本語を話してて
「お父さんが日本人なの」って言ってたから、きっとその人だー。
どうやら、ここでいろいろお世話してくれてた人のだんなさんで
ここの宿が奥さんの実家って感じみたいです。
こんなところで日本語使えると思わなくて、ちょっと安心しました。
みんなホントに楽しそうに飲んでて、夜通し明るい夏の日を楽しんでいました。
私はビールを1本のんで、就寝。
楽しい1日だったな。
◆旅の予算◆
エヴァのアトリエ4ユーロ,ビール3,5ユーロ
(2008年6月のレート1ユーロ:164円)
◆旅の宿◆HERRANNIEMI
あさごはんを庭で食べて、そのへんを散歩したり
ゆっくり本読んだりして過ごす。昨日夜会ったおいちゃんは
河村さんという名前で、コーヒー飲みながらいろいろお話。
今日はほんとそれくらいしかしなかったなー。
みんな昨日は遅くまで飲んでたみたいで、朝は湖畔にも人がいなくて
静かにたそがれることができました。
明日の出発はとても早いので、先に支払いだけ済ませて
朝ごはんを別に用意してくれました。
部屋でパッキングしてたら、河村さんの娘さんエミリアが
ヘルシンキを1日案内してくれるって部屋に来てくれて
嬉しかったな。
それにしてもエミは日本語も上手。ヘルシンキで美容師をしています。
ちょうど、ヘルシンキのユースとエミのお店も近くてびっくり。
今日は早めに就寝。
◆旅の予算◆
宿泊代(3泊)・夕食代・サウナ含め200ユーロ
(2008年6月のレート1ユーロ:164円)
◆旅の宿◆HERRANNIEMI
6:00すぎに起きて、お部屋のある棟のキッチンに用意してくれてた
あさごはんを食べて、母屋の冷蔵庫に返して出発。
行く前に早朝の湖畔を見て帰ろうと思って、湖へ。
水と風の音しか聞こえない湖を見てたら、帰りたくなくなって
なんだか涙が出てきた。朝っぱらからセンチだなーと思ったけど。
初日はあんなに心細かったのに、すてきな出会いもあって
楽しい3日間だったな。
よし、行くかーと駅まで歩いて7:56発のヨエンスー行きの電車に乗る。
噂では、手をあげないと止まらないって聞いてたけど
ちゃんと止まってくれました。
ヨエンスーで無事乗り換えてヘルシンキへ戻ります。
豊かな自然に触れて、どうも心が開ききってるみたいで
日記を書いてた「ほぼ日」の手帳のコラムを読んでたら
いつもは流し読みしてた部分にも、笑ったり泣けたり。
ちょっとした刺激で心が動く状態になってたみたいです。
そんな自分がちょっと面白くて、鼻で笑ってしまった。
14:00過ぎに、ヘルシンキ到着。
荷物を置きにヘルシンキのユース、アカデミカへ。
フィンランドも物価が高いので、ユースホステルに。
4人部屋で男女分かれてるので、安心。シャワーもトイレも共同だけど
部屋にあるので、便利です。
かぎをもらって、部屋へ。誰かがいる場合はピンポンして
開けてもらう感じ。
荷物を置いて、街歩きをするも夏至の休みでしかも日曜日なので
どこもやってません。とりあえず、トラムの3日券を買って
スーパーに寄って買い出し。食べるところも開いてないので
今日もお部屋で夕食。
◆旅の予算◆
ブオニスラハティ〜ヘルシンキ電車10ユーロ(パス割引)
アイス2ユーロ,3日券12ユーロ,スーパーでいろいろ9ユーロ
(2008年6月のレート1ユーロ:164円)
◆旅の宿◆academica 23ユーロ
今日は12時にエミとユースで待ち合わせなので、午前中は街ブラ。
なのに!あいにくの雨模様。スオメンリンナに行く予定だったのに…。
やまないかなーと思って近くのKamppiへ行くとmarimekkoがセールしてたので
おみやげを買う。日本で買うよりやっぱり安い。
けど、たくさん買ったらやっぱり高い。日本人もたくさんいました。
マリメッコはホントにかわいいなぁ。
街でもマリメッコ所有率高いもんね。みんなおしゃれ。
12時にユースでエミと会って、雨だからスオメンリンナ行きは断念。
ユース近くのテンペリアウキオ教会へ。
観光バスが何台も止まってて、中もすごい人ー。
でもすごい変わった教会。岩盤がむきだしになってる内装で、音響効果も高いとのこと。
そのせいか、自然に囲まれたような気分になります。
でもこの人の多さはすごいね。
続いて、トラムに乗ってハカニエミ市場へ。
民芸品や食料品、マリメッコも入っていて何でも揃う屋内マーケット。
かもめ食堂に出てきたお肉屋さんも、ここに入ってます。
いろいろ買い物して、1階の人気のスープ屋さん「スオッパケイティオ」へ。
日本人もたくさん来るみたいで、黒板に「スープ」って書いてあった(笑)
私はブイヤベース的なスープをチョイス。パンも付いて9ユーロです。
量が多いので、ほんとおなかいっぱいになるよ。
しかもおいしい☆おすすめです。
パン屋でフィンランド名物「カレリアパイ」を買って、外のマーケットで
エンドウ豆も買う。
まだまだ雨はやまない。今日は1日雨だね。
月曜日は美術館や博物館はぜんぶ休みなので、
ストックマンや、アカデミア書店をぶらつく。
アカデミア書店には、かもめ食堂のロケ地としても有名な
カフェアアルトがあります。エミもかもめ食堂見たよって言ってて
ここも出てきたよね、なんて言いながらお茶。
映画で見るより、こぢんまりしてます。
ここにも日本人たくさん。
帰りにエミの働いてるサロンに寄って
エミをバス停まで送ってお別れ。
エミ、1日ありがとうね!
フィンランドの看板は、フィンランド語の後ろにスウェーデン語がくっついてます。
フィンランドがスウェーデンの領地だった名残のようです。
そういえば、この日サルミアッキ初体験!
サルミアッキは世界一まずいと有名なフィンランドのおかし。
スーパーのお菓子売り場でも、これでもかーってほどのスペースを取ってるし
フィンランドの人に「サルミアッキ好きですか?」という質問は愚問らしいよ。
みんな嬉しそうにどのサルミアッキにしようか選んでる。
ほんとに好きなんだねー。
私が食べた箱入りのサルミアッキは、変わった味はするけど
まぁ、食べられなくはなかったかな。
でも、エミからもらったサルミアッキはちょっと玄人好みの味でした(笑)
TORIというカフェでよるごはん。
ミートボールにリンゴンベリーのジャムを添えるのが、フィンランド流とのこと。
どんな味だーと思ったけど、おいしかった!
すき焼きに卵をつけるか、つけないか、それぐらい違うかも…。
カレリアパイも、パイの中に米が入ってたりして
フィンランドの食生活は興味津々なのです。
◆旅の予算◆
マリメッコでおみやげ120ユーロ,スープランチ9ユーロ,カレリアパイ2個3ユーロ
エンドウ豆2ユーロ,おかし5ユーロ,はさみ14ユーロ,ハガキ4ユーロ
アアルトでお茶10ユーロ
(2008年6月のレート1ユーロ:164円)
◆旅の宿◆academica 23ユーロ
今日も朝から雨。そして、さむ〜い!
ユースから歩いてカウッパトリ市場まで。途中Wayne'sCOFFEEでラテを買っていく。
港で生のエンドウ豆をぽりぽり。
午前中にヘルシンキ大聖堂に行って、アルテックをぶらぶら。
お昼前にかもめ食堂の舞台になった「カフェスオミ」へ。
まだお昼じゃないのに地元の人でいっぱい!
ちょうど1席だけ空いてて、ラッキー☆
カウンターで注文しようとして、黒板を見てたら
日本語メニューをくれて、「ほうほう」とお魚のフライを注文。
サラダは取り放題で、ドリンクも付いてます。9ユーロでお安め。
内装はかもめ食堂とは全然違って、もっとにぎやかな感じ。
お客さんの回転もすっごい早い!
活気があっていい食堂でした。
私が食べ終わるくらいに、日本人の団体さんがやってきて
にぎやかになりました。岐阜から来たようで、みんなすごい楽しそうでした。
その後は、トラムに乗ってちょっと遠出。街の外れにある
アラビアへ。
アラビアの工場や、博物館、ファクトリーショップがあります。
博物館は8割日本人でした。アラビアは人気やね〜。
歴代のアラビアの陶器や、作業工程のビデオなんかもあります。
その中にあった熊のデカい置物がすっごい気に入って
ずーっと見てた。ほんとにガオーって感じのポーズなのに
顔が泣きそうな顔で、チャーミングすぎ。
ファクトリーショップはB級品などが安く買えたりと
テンションあがりまくりの場所ですよ!
私もちょっと買いました。
中心部に戻ってデザインミュージアムへ。ここもすごいよかった!
ここのカフェもいい感じです。お皿もカップもアラビア(イッタラ)のものが
使われています。でも、ラフに使われてて「使ってこそ良さがわかる」って
実感します。エミの話だと、フィンランド人は必ず毎日甘いものを食べるんだって。
だから太るんだよねって言ってた(笑)でも、フィンランドのコーヒーもケーキも
おいしいんだよ。
夕方これまたアアルト設計の、フィンランディアホールへ。
中は見てないけど、外観を見て敷地内を散策。
なんと、敷地内に野うさぎが!!
かわいい〜。
◆旅の予算◆
ランチ9ユーロ,アラビア博物館3ユーロ,ファクトリーショップ20ユーロ
デザイン博物館7ユーロ,カフェ6ユーロ,スーパーでいろいろ6ユーロ
(2008年6月のレート1ユーロ:164円)
◆旅の宿◆academica 23ユーロ
フィンランド最終日。
朝、カウッパトリ市場まで歩いて朝ごはん。
リハピラッカを食べてみて〜とヘッランニエミで教えてもらったので
コーヒーとリハピラッカを注文。屋台のおいちゃんは珍しくフランク!
サラリーマンと肩を並べて朝ごはん。
ユースに戻ってパッキング。
荷物を持って、エミのお店に寄ってお礼を言って中央駅へ。
駅裏からフィンランド・ヴァンター空港へ。
ヴァンター空港はこぢんまりしてるけど、空港ってやっぱりワクワクするね。
チェックインして、空港内をウロウロ。
ストックマンやムーミンショップ、いろいろあって最後のおみやげを買うのにも
便利!私はここのCDショップでカウリスマキの2枚組のCDを買えて満足!
最後にムーミンの携帯ストラップを購入して、フィンランドとお別れ。
楽しかったよ〜フィンランド。また来るよ!!
約3時間のフライトで、ウィーンへ。
オーストリア航空のCAの制服が真っ赤!ド派手!
軽食にチョコレートが出て、お〜スイーツの国へ行くんだなと
テンションが上がる。
ウィーンの空港についたら、ひとこと「暑い!!!」
今までの寒さは何だったんだ!やっぱり北欧は北国だなぁ。
バスに乗って、中心部へ。めちゃめちゃ迷って汗だくでホテルへ。
ウィーンのホテルはHOTEL POST。
このホテルの裏に郵便局があるからこの名前なんだって。
郵便局好きなので、嬉しい。
狭いっていう口コミを見てたから、覚悟してたけど何故かツインの部屋で
チョー広々。なんでかよくわかんなかったけど、シングル料金も振込済みだし…。
結局追加料金もなかったから、ラッキーなだけ??
フィンランドではユースだったから、ほんとに天国みたい!
あさごはんも付いてるし、朝からごはんのこと考えなくていいって
いいわ〜。快適!
今日はホテルでゆっくりして、ホテルのレストランで
ウィナーシュニッツエルを食べておやすみー。
夕立がすごかったなー。
◆旅の予算◆
リハピラッカとコーヒー5ユーロ,ムーミン4ユーロ,CD7ユーロ
バス6ユーロ,夕食13ユーロ
(2008年6月のレート1ユーロ:164円)
◆旅の宿◆HOTELPOST 73ユーロ